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Microsoft Student Partners (MSP) Japan の公式ブログです。

【Imagine Cup 2017】MSエバンジェリストのメンタリングに密着

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こんにちは。MSPの田口(@_taccho)です。現在、Imagine Cup 2018日本予選大会直前、カウントダウン企画ということで、全10回に渡って昨年のImagine Cupの様子などをご紹介しています。

本日ご紹介するのは、マイクロソフトエバンジェリストによるメンタリングの様子です。昨年度のImagien Cupでは、1次審査を突破した全20チームに対して、マイクロソフトテクニカルエバンジェリストが1人ずつメンターに付き、大会を通じてメンタリングが行われました。

 この記事ではその内容に迫ります。

大田さん×チーム『BOTIO』

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 まず最初にご紹介するのは、MSPの奥村さん、北川さん、西中さんによるチーム『BOTIO』のメンタリングの様子です。『BOTIO』はBotがパーソナリティを務めるラジオというユニークなコンセプトのプロダクト。

 メンタリングは岐阜に住む西中さんをSkypeで繋ぎながら行われました。

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 講師を務めるのは、エバンジェリストの大田さんです。大田さんは Hackfest という取り組みなどを通じて、主に大企業などの案件をこなすエバンジェリストです。 

 

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  こちらのチームのメンタリング内容は主にアーキテクチャなどに関する相談です。技術的な視点だけでなく、ビジネスの視点からも具体的なアドバイスが送られていました。

 メンタリング終了後、チームに話を伺ったところ、「開発現場で働く大田さんのアドバイスは非常にためになった。1時間という短い時間でしたが、非常に内容の濃い時間でした」と充実した顔で答えてくれました。

ちょまどさん×慶應義塾大チーム

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  続いてはKinectを使った人追従ロボットを開発した慶應義塾大学院のチームの皆さんのメンタリングの様子です。

 

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 メンターを務めるのは、様々な講演会で引っ張りだこな、ちょまどさん(@chomado)です。

 

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 終始和やかな様子で、メンタリングが進められました。プロダクトはほぼ完成している状態だったので、相談内容はプレゼンテーションやマーケティングに関わることが中心。

 

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デブサミ2017でベストスピーカー賞を獲得したちょまどさんから、そのプレゼンテーションの極意を伝授されます。 

 

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 こちらが慶応チームの作ったプロダクト。非常に完成度の高い作品でした。

藤本さん×東大チーム

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 最後にご紹介するのは、Imagine Cup2017日本大会を優勝した、東京大学Nuerovoiceチームのメンタリングの様子です。

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  メンターを務めるのは、Nuerovoiceチームと同じ東京大学卒のエバンジェリスト藤本さん(@kosfuji)です。藤本さんは業務で深層学習に関わっており、深層学習を用いたソリューションを開発したNuerovoiceチームとは相性ぴったり!

 

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 藤本さんはシアトルで行われたImagine Cup世界大会にも帯同し、大会を通じて多くの献身的なサポートを行ったようです。

そして藤本さんとNuerovoiceチームには大会を通じて、なにやら絆のようなものが芽生えた様子。

 

 紹介した以外にも総勢20名のエバンジェリストから、それぞれのチームに献身的なメンタリングが行われました。メンタリングしたチームが次のラウンドに進出したことが発表された際には、歓喜あまって涙する方も!?このような充実したサポートも大会の魅力であります。

 

 連載6日目の明日は世界大会直前のトレーニングと壮行会の様子をご紹介します。それでは!

 

ABOUT- この記事を書いた人-

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田口 大智 @_taccho

2017年9月からMSPとして活動しています。日本マイクロソフト ディベロッパーエバンジェリズム統括本部でも9ヶ月間、マーケティングインターンをしていました。インターン終了後に渡米し、現在はMSPシアトルチームで活動中。

完全密着Imagine Cup 2017 世界大会 (Day 0)

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こんにちは。MSPの田口(@_taccho)です。Imagine Cup 2018日本予選大会直前企画ということで、数回に分けて昨年のImagine Cupの様子などをご紹介しています。

 今回はImagine Cup2017世界大会前日(0日目)の様子をお届けしたいと思います。

 

いよいよ渡米・・・

2017年度のImagine Cupは7月24日、25日の2日間に渡って開催されました。その前日に当たる7月23日に日本代表チームは会場であるシアトルに出発し、おおよそ10時間のフライトを経て、シアトルタコマ空港に到着しました。

到着するやいなや、地元メディアがお出迎え。取材への対応に日本代表チームのメンバーは大忙しです。

 

 

 

その後、専用バスで大会宿舎であるワシントン大学の寮に向かいます。

 

会場に到着!

ワシントン大学の寮に到着すると、そこは大会ムード一色!世界各国から集まった学生やメディアの方々によって、大学はいつもとは違うお祭りのような雰囲気に包まれます。

 

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写真撮影や取材が行われる

 

世界各国の代表と対面

この日のメインはガイダンスと写真撮影です。食事等を終えて一息ついたところで世界大会に参加する全チーム集まり、オリエンテーションが行われました。代表選手の中には15時間以上をかけてシアトルにやって来た学生も!

 

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世界各国から集まった学生

 その後、一同は景色の良い広場へ移動します。そこには映画の撮影を思わせるような機材の数々。ここで決勝戦のオープニング用のビデオを撮影します。大会は始まっていませんが、早くも大会の壮大さを感じさせる1日でした。

 

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1日のスケジュールは終わりましたが、選手にとってはここからが本番。時差ボケの中、プロダクトの動作チェックや、プレゼンテーションの練習に深夜まで取り組み、翌日に備えます・・・

 

明日は大会1日目の様子をご紹介します。それでは!

 

関連記事

Imagine Cup 2018 カウントダウン連載企画始まりました!!

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 こんにちは。MSPの田口(@_taccho)です。

 私たちMicrosoft Student Partners が全面的に応援している、世界最大規模のグローバルITコンテストImagine Cup。その2018年大会の応募受付開始に際して、本日からブログ連載を開始いたします。

 この連載では本日から全10回に渡って大会の魅力をご紹介して行く予定です。本日は、連載の概要についてご紹介します。

 (大会公式ホームページはこちら)

 

【第0回】Imagine Cup 2018 出場登録の手順

 Imagine Cup 2018 日本大会の応募申し込みは既に始まっています。気になる応募方法などは、こちらの記事に掲載されています。

【第1回】Imagine Cup2017 優勝チームの東大院生に聞く、Imagine Cupの魅力とは?!

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 昨年のImagine Cupで優勝した東京大学の佐藤さん、早川さんのインタビュー記事です。数々のITコンテストに出場してきた彼らが思う、Imagine Cupだけにしかない魅力とは一体何なのでしょうか。

【第2回】Imagine Cup 2017 日本予選大会決勝に出場してきました!

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  Imagine Cup 2017 日本大会決勝戦大会に出場されたMSPの奥村さんによる体験記事です。日本大会決勝という大舞台を経験した彼は、どのようなことを感じたのでしょうか?

【第3回】Imagine Cup2012世界大会準優勝 -大川水緒さんインタビュー 

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 Imagine Cup世界大会で日本チーム過去最高成績(準優勝)を納めた大川さんにインタビューを行いました。現在は大手IT企業で活躍する彼女が当時を振り返ります。

【第4回】Imagine Cup2016日本代表-筑波大学上原皓さんインタビュー

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 攻殻機動隊をモデルにしたプロダクトで世界大会に出場した筑波大学の上原さんに、世界大会の話を伺いました。この大会が人生のターニングポイントになったと語る上原さんが、世界大会に出場して目にしたものとは?

【第5回】MSエバンジェリストによるメンタリングに密着

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 昨年度のImagine Cupでは、1次審査を突破した全20チームに対して、マイクロソフトテクニカルエバンジェリストによる個別メンタリングが実施されました。こちらの記事では、その様子をレポートします。

【第6回】Imagine Cup 日本代表のトレーニングと壮行会に密着!!

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 Imagine Cup 2017を直前に控えた昨年7月には、直前トレーニングと壮行会が実施されています。日本マイクロソフト平野社長や、プレゼンの達人 澤さんなどが駆けつけた1日を取材しました。(2月1日公開予定)

【第7回】完全密着Imagine Cup世界大会 (Day 0)

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 Imagine Cup世界大会 前日のレポートです。シアトルに到着した彼らを待ち受けていたものとは・・・?(2月2日公開予定)

【第8回】完全密着Imagine Cup世界大会 (Day 1)

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いよいよ、連載も終盤。今回お届けするのは、世界大会1日目の様子です。多数のメディアも駆けつけたこの大会。日本代表チームの1日に迫ります。(2月5日公開予定) 

【第9回】完全密着Imagine Cup世界大会 (Day 2)

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 1分間プレゼンテーションに始まり、ハッカソンや世界大会決勝戦、パーティーなど大忙しの一日でした。そんな世界大会2日目をレポートします。(2月6日公開予定)

【第10回】出場者から見たImagine Cup 世界大会

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Imagine Cup 2017日本代表であり、MSP東工大チームの山崎さんによる大会の振り返り記事です。彼が世界大会に出場して思ったこととは?? (2月7日公開予定)

 

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田口 大智 @_taccho

2017年9月からMSPとして活動しています。日本マイクロソフト ディベロッパーエバンジェリズム統括本部でも9ヶ月間、マーケティングインターンをしていました。インターン終了後に渡米し、現在はMSPシアトルチームで活動中。

 

Imagine Cup関連記事

外部記事

PC Watch

東京大学ホームページ

東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 – Imagine Cup

東工大ニュース

日本マイクロソフト公式ブログ

Imagine Cup 2017 総括

Imagine Cup 2017 世界大会 閉幕

Imagine Cup 2017 振り返り

#01 ~日本予選大会 東大と東工大が日本代表に決定~

#02 ~世界大会準備に励む日本代表チーム~

#03 ~世界大会 Day 1~

#04 ~世界大会 Day 2~

#05 番外編 ~古川享さん邸 訪問~

MSPブログ

Imagine Cup 2017 日本大会決勝 応援メッセージ公開

温泉HACK DAY

Imagine Cupに出場するプロダクトを開発せよ! ~ MSP開発合宿 ~

 

Imagine Cup 2018 出場登録の手順

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Imagine Cupとは?

 

突然ですが、Imagine Cupとは何かご存知でしょうか?Imagine Cup とは、マイクロソフト創設者ビル・ゲイツも応援する、世界最大の学生向けの IT コンテストです。2003年に始まったこのコンテストは過去190 を超える国から延べ 200万人以上の学生が参加しています。

そして開催16回目を迎えた今年のImagine Cup優勝賞金はなんと最大約1100万円!!名実ともに世界一のITコンテストだということがいえるでしょう。

 

そんなImagine Cup2018年大会の出場申し込みが、ついに開始されました!!

ここではImagine Cup2018の出場登録の手順についてまとめたいと思います。

 

応募事前準備

(※2017/12/20投稿, 2018/01/18一部更新)

①応募用紙(プロジェクト企画書)をダウンロード

応募用紙をこちらからダウンロードして必要事項をご記入ください。

 

Microsoftアカウントを作成

次にMicrosoftアカウントを作成します。まずはこちらのページを開いてください。

(既にマイクロソフトアカウントをお持ちの場合は STEP③にお進みください)

 

Microsoftアカウントの作成方法でご不明点などございましたら、下記のページを参考にしてください。

 

Microsoftアカウントの登録方法】

https://www.microsoft.com/ja-jp/msaccount/signup/default.aspx

Microsoftアカウントの登録方法(ビデオ)】

https://channel9.msdn.com/Series/academic-jp/msaccount 

 

出場登録の手順

さあ!日本代表として世界に挑戦だ!

Microsoft Imagineに登録

Microsoft Imagineに登録を作成します。まずはこちらのページを開いてください。

(既にMicrosoft Imagine登録済みの場合、サインインしてから STEP④にお進みください)

 

Microsoft Imagine登録に際し、都道府県、教育レベル(大学生/大学院生であればGraduate/universityを選択)、学校名等を記入してください。こちらの情報のみでImagineの登録は完了します。

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Imagine Cup 日本予選大会に応募する

Microsoft Imagine の登録は済みましたか?

サインインされた状態のまま、こちらのページから応募します。

 

STEP1. チームを作成

こちらの画面でチーム名、国、大学名、チーム情報の3点をご記入ください。公開設定、写真、プロジェクト情報、ソーシャルチャンネルは任意で結構です。

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※注意

・チーム名、大学名、チーム情報は日本語でも英語でも構いません。

・チーム名が他のチームを重複する場合は登録エラーがおこります。

・チーム名、国、大学名、チーム情報の入力がない場合も登録エラーがおこります。

 

 

 

STEP2. 作品情報をご入力ください。

応募フォームの画面は以下のようになります。2作品応募する方は該当するチームを2つ作成したのち、該当のチーム名を選択してください。(1チームにつき、1作品を応募いただけます。)プロジェクトのタイトルをご入力ください。

 

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STEP3. 応募用紙(プロジェクト企画書)の必要事項の入力を行い、アップロードを完了してください。

 

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※注意

もしアップロードできない場合は一度こちらのページから、先ほどMicrosoft ImagineにサインインしたアカウントでOneDriveにサインインしてみてください。

 

STEP4. カテゴリー賞(Imagine Cupアワード)を選択します。

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Imagine Cup2018世界大会では、もしも自分の技術分野が以下に当てはまる場合、追加でカテゴリー賞(Imagine Cupアワード)に応募することもできます。もし当てはまる場合、-----(選択なし)以外を選択してください。世界大会前なら、いつでも変更可能です。

 ・  -----(選択なし) 
 ・ Big Data (ビッグデータ)
 ・ Artificial Intelligence (人工知能)
 ・  Mixed Reality (複合現実)

 

 

STEP.5 利用するAzure機能の選択(Azureを使用していなくても結構です)

 

④応募登録

最後は送信ボタンをクリックして応募は完了となります。

2/18締め切り前なら、Microsoft Imagine のページ内またはこちらから、応募内容を何度でも更新できます!(直接このページから飛ぶ場合はMicrsoft Imagineにサインインされた状態を確認してください。)

 

 

最後に

登録完了した皆様、お疲れ様でした!!!

4月に開催される日本大会で皆様とお会いできるのを楽しみにしております!またImagine Cupでは出場者に対して、Microsoft社員からや協力企業様からメンタリングなどの機会を提供いたします。こちらで追って、ご報告できればと思います。

 

※Imagine Cup2018のNews Center発信はこちらになります。

 

news.microsoft.com

 

文責 MSインターン里見

 

 

ものづくりのエッセンスとは?東工大の授業で発表してきました!!

こんにちは、MSP 東工大チームの奥村 (@okkunokkun18) です。
 
今年もはや11月。
Imagine Cup 2018 の応募がまもなく始まりますね!
2017年度の大会は、MSP チームが日本大会の決勝に進出したり、
東工大から出場したチームが世界大会の Quarter Finals に進んだりと、
話題に欠かさずとても盛り上がりました。
 
MSPチームの活躍の様子はこちらから↓
 
東工大チーム TITAMAS が世界大会に出場して感じたこと↓
 
 
さて、昨日(2017年11月11日)、
東京工業大学のエンジニアリングデザインプロジェクトという
授業のゲストスピーカーとして MSP 東工大チームの山崎さんが登壇されました!
その中で Imagine Cup の魅力や、
実際に手を動かして ”もの” をつくる楽しさをお話しくださったので、
その様子をまとめたいと思います!
 

f:id:mspjp:20171112171222p:plainImagine Cup の紹介をする山崎さん

 
山崎さんは Imagine Cup 2017 の日本代表の一員であり、
Walky という視覚障がい者向け白杖バイスを開発しています。
以前、東工大主催のコンペティションに Walky が出場しており、
そのご縁から今回のお話が実現しました。
  

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デザイン工房というちょっとギークな場所での授業でした!

 

  

Walky 開発で気づいた、ものづくりの 3 つのエッセンス
講演の中で主に語られたのは、
Walky のプロトタイプ開発を通して山崎さんが得た 3 つの気づきでした。
    
まずは「実行に移すことの重要性」について。
つくりたいものができたら、
とにかく手を動かして実現しようとトライしてみること。
「あれあったらいいよね」ではなく、さっと作ってしまうことが大切。
技術力がなくて作れなそう、、、と尻込みする人も多いかもしれないけれど、
ネットで調べて技術のつまみ食いをすれば、
自分がやりたいコンセプトは形になるはず。
Walky も一番最初のプロトタイプはテープで貼り合わせてあったり、
コードは汚かったりと継ぎ接ぎだらけのプロダクトだったけれど、
自分たちが本当に伝えたいコンセプトが
形にできたからこそ評価されたと感じているそうです。
 
なぜ手を動かすクセをつけることが大切かというと、
実現可能性が見積もれるようになったり、
コンセプトを正しく伝えるための
最低限の要素を見極められるようになるから。
イデアを空想で終わらせるのではなく、
ちゃんと目に見える形にしてきた山崎さんの言葉には重みがありました。

 

 

次に「納得感を持つ必要性」について。
一概に納得感といっても 2 種類あって、
“自分がそのプロジェクトに携わっていることへの納得感” と、
“自分たちが提示したソリューションのプロトタイプが有意な動作をしている納得感” に
分かれるのだとか。
この技術使ってみたい!から開発に携わるのは前者であり、
良いプロダクトが作れたなというのは後者の納得感。
どちらが良い悪いではなく、どちらも大事であると。
 
特にチームでモノを作る時は、メンバーのモチベーション管理など、
この 2 つの納得感を意識してみると良いのではないでしょうか。
 
 
最後に「人に見せることの重要性」について。
もともと、山崎さんは自分で作成したプロダクトを
人に見せることをあまりしていなかったのだそうです。
ただ、Imagine Cup などのコンペティションに参加して、
人に見せることの重要性を痛感したとおっしゃっていました。
例えば、ハッカソンに出場する場合だと、
プロトタイプ作成に期限がつくので死ぬ気で手を動かしますよね?
手を動かすクセが勝手に身につくわけです。
発表の場では、全く違う視点から意見が飛んで来るので、
自分たちのプロダクトを真剣に考えるきっかけになったり。
また、自分たちが伝えたいことが本当に伝わっているのか、
他人を鏡として使うことができます。
 
作ったものを自分だけで閉じるのではなく、
人に広めることの大切さをしみじみと感じました。

 

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自分の発表をまとめる山崎さん

 

では、実際にどんな発表の場が学生に用意されているのか。
そこで Imagine Cup の紹介です!
 
 
Imagine Cup は学生にとって最高の舞台
この大会の魅力の一つは、なんと言っても日本大会から世界大会に行けること!!!
日本大会を勝ち抜くのは大変ですが、
実際に世界大会に出場してきた山崎さんから楽しげな様子が語られました。
 

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世界大会での審査の様子
 
タダでシアトルに行けたりと、学生には嬉しい特典が満載なのですが、
その中でも世界中の優秀な学生と交流できたことは非常に良い刺激になったそうです。
Imagine Cup のような自分たちのものづくりの
腕試しをする舞台が用意されていることは、学生ならではの特権ですね!
 
 
 
最後、繰り返しになりますが、Imagine Cup 2018 の応募がまもなく開始されます。
ものづくりが大好きな皆さんの応募を楽しみにしています!!