MSP JAPAN

Microsoft Student Partners (MSP) Japan の公式ブログです。

完全密着Imagine Cup 2017 世界大会 (Day 2)

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こんにちは。MSPの田口(@_taccho)です。現在、Imagine Cup 2018日本予選大会直前、カウントダウン企画ということで、全10回に渡って昨年のImagine Cupの様子などをご紹介しています。

本日はいよいよImagine Cup2017最終日!世界大会決勝戦のあった日のレポートをお届けします。

結果発表 

 2日目は1日目の結果発表から始まります。ここで名前が呼ばれたチームが準決勝に進出します。昨日素晴らしいプレゼンを決めたTITMASに期待が集まります!!

 

が、しかし残念ながらTITAMASの名前はなく、敗者復活戦に臨むという結果となってしましました。

 

敗者復活戦

 敗者復活では、デモなし、パワーポイントの資料なしの1分間のスピーチで勝敗が決まります。敗退すれば今年の大会は終了ということで、どのチームもこれまでにない気概を感じます。

 

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こちらは東大チーム。プレゼンを務めるのは、帰国子女である廣畑さんです。流暢な英語で、気持ちのこもった素晴らしいプレゼンテーションを見せてくれました。

 

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こちらは東工大チーム。昨日に引き続き、佐々木さんがプレゼンターを努めます。

 

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どこの国のチームも、この1分間に全てを注ぎます。

 

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全チームがプレゼンを終えた後に、学生同士の投票で結果が決まります。

 

運命の結果発表

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そして結果発表。約50チームの中から2チームが選ばれます。

日本代表は準決勝に残れるのか・・・

 

 

運命の瞬間が訪れます。

 

 

 

しかし、日本代表の名前は呼ばれず、無念にも敗退が決まってしまいました。日本代表の皆さんお疲れ様でした。

 

サティア・ナデラ氏からの激励のメッセージ

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 敗退しても、大会はまだ終わりません。ここではなんと、マイクロソフトCEOのサティア・ナデラ氏が登壇し、学生達にメッセージが!!

マイクロソフトは2人の情熱ある学生によって設立された」というスピーチには会場は大興奮です。

 

ワークショップ

 続いて敗退したチームは、簡単なワークショップに参加しました。

これはAzure Machine Learningを使って、あるデータを分析するというもの。

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 成績優秀者には豪華な商品が送られていました。

勝戦

そした決勝戦。決勝戦が本格的なスタジオで行われました。 

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  優勝チームはチェコ代表の『X.Glu』です。このチームに関してはこちらの記事で紹介しています。

 

mspjp.hatenablog.com

 

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アフターパーティ

 大会を締めくくるのは参加者パーティです。

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 ゲームやカラオケ大会で、他の国の代表と交流を深めました。

 

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最終回となった明日は、Imagine Cup 2017日本代表の山崎くんから、今年の大会を目指す人たちへのメッセージをご紹介します。それでは!

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田口 大智 @_taccho

2017年9月からMSPとして活動しています。日本マイクロソフト ディベロッパーエバンジェリズム統括本部でも9ヶ月間、マーケティングインターンをしていました。インターン終了後に渡米し、現在はMSPシアトルチームで活動中。

完全密着Imagine Cup 2017 世界大会 (Day 1)

f:id:mspjp:20180204053820j:plainこんにちは。MSPの田口(@_taccho)です。現在、Imagine Cup 2018日本予選大会直前、カウントダウン企画ということで、全10回に渡って昨年のImagine Cupの様子などをご紹介しています。

いよいよ本日は、世界大会1日目!!日本代表チームを待ち構えていたものとは何なのでしょうか?

朝食・出発(AM7:00)

 深夜まで続いた予行練習と機材の調整、さらに時差ボケの中、眠い目をこすりながら大会1日目が始まりました。朝食を終え、バスに乗り込むと、マイクロソフト本社のあるレドモンドに向かいます。

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1次審査

1次審査は、ブースでのデモ審査が行われます。巨大な部屋に構えたブースを審査員が周ります。審査員はマイクロソフトの社員が行います。

 

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また審査だけでなく、審査員がいない間はテレビ局や雑誌等の取材も行われました。休む間も無く、次から次に人が訪れますが、日本で徹底した準備の甲斐あってか、両チーム共に、スムーズに対応をこなします。3回の審査が終わり、1次審査は終了となりました。

結果発表

クオーターファイナル(準々決勝/32チーム)に進むチームは8チーム毎に発表され、8チーム発表→プレゼン審査→8チーム発表を繰り返します。

1回目の結果発表。8チームの中に日本チームの名前はありません。

日本チームはそれぞれ、勝ち上がったチームのプレゼンを見たり、機材の調整をしたりしながら次に発表を待ちます。

 

続く2回目の発表。そして3回目の発表。ここでも日本チームの名前はありません。日本選手団に立ち込める嫌な空気。

 

そして最後のチャンスである4回目。ついに日本チームの名前が!!

東京工業大学の『TITAMAS』が選出されました!!

 

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残念ながら、東大チームの名前はなく、明日の敗者復活に臨みます。

2次審査(準々決勝)

準々決勝では4人の審査員の前で、10分間のプレゼンテーションとQ&Aを行います。一同が見守る中、TITAMASの佐々木くんがプレゼンに挑みます。

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 1次審査とは全く違う緊張感が会場を包みますが、大舞台での経験が豊富な佐々木くんは動じずに、無事にプレゼンテーションを終えました。結果発表は明日の朝1で行われます。

古川さんの家へ

実はこの日、日本マイクロソフトの初代社長であり、ビルゲイツの右腕とも言われた古川さんの家にご招待していただきました。1日目の全日程が終わると、ベルビューにある古川邸に移動します。

古川邸では、沈む夕日を眺めながら行う、ホームパーティーを開催していただきました。

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日本マイクロソフト創業時の秘話などを聞いて、一同は大興奮。明日のImagine Cup世界大会2日目に弾みがつきます。

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明日は世界大会2日目の様子をお届けします。それでは!

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田口 大智 @_taccho

2016年9月からMSPとして活動しています。日本マイクロソフト ディベロッパーエバンジェリズム統括本部でも9ヶ月間、マーケティングインターンをしていました。インターン終了後に渡米し、現在はMSPシアトルチームで活動中。

Imagine Cup 2017 日本代表のトレーニングと壮行会に密着!!

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こんにちは。MSPの田口(@_taccho)です。現在、Imagine Cup 2018日本予選大会直前、カウントダウン企画ということで、全10回に渡って昨年のImagine Cupの様子などをご紹介しています。

本日ご紹介するのは、昨年7月に開催された世界大会直前トレーニングと壮行会の様子です。

 

2017年度のImagine Cupではグロービス/グロービス経営大学院 様とベルリッツジャパン 様に協力いただき、Imagine Cup出場選手に対してのトレーニングを提供していだだ来ました。

世界大会も直前に迫っている中、どのようなトレーニングが行われたのでしょうか?

 

トレーニング風景

トレーニング開始前、なんと日本マイクロソフト代表取締役社長の平野さんが激励に訪れてくれました。

 

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平野社長の激励によって士気が上がったところで、トレーニングに移っていきます。


午前中のトレーニングを担当するのは、ベルリッツジャパンのTerry様とテクニカルエバンジェリストの山本さん、藤本さんです。

 

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数ヶ月にも渡ったトレーニングの集大成として、プレゼンテーションの構成から、表現まで徹底的に磨き上げます。

講師の要求は要求もかなり高いですが、流石は日本予選大会を勝ち抜いて来た学生達。苦労しながらも講師陣が指摘した点に対応していきました。

 

またトレーニング中にはこんなシーンも!プレゼンの達人として有名なマイクロソフトテクノロジーセンター センター長の澤円さんが激励に訪れ、プレゼンセミナーを開催してくれました。

 

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これには日本代表選手だけでなく、その場にいたスタッフ一同が釘付け。一層、彼らのプレゼンテーションに磨きがかかります。

 

そして朝早くから夕方まで豪華講師陣の元、みっちり鍛え上げた後、予行練習に移っていきます。

 

予行練習

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予行練習はマイクロソフト品川オフィスのカフェテリアで行われました。

ここでは40名近いマイクロソフト社員が集まり、本番さながらの緊張感の中プレゼンします。先にプレゼンテーションを行ったのは東京工業大学のTITTAMASチームです。

 

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続いて東京大学NueroVoiceチームです。マイクロソフト創設者 ビルゲイツ氏のインタビューをヒラリークリントンの声に変えるデモンストレーションで会場を沸かしていました。

 

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トレーニングの甲斐あってか2チームとも素晴らしいプレゼンテーションを見せてくれました。世界大会に向けて機運が高まります。そしてこれが終わったところで、お楽しみの懇親会です。

 

懇親会

懇親会の冒頭では日本マイクロソフト業務執行役員、伊藤かつらさんによる力強い激励の挨拶が行われました。

 

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そして最後にスペシャルなプレゼントが!!フルーツが盛り沢山の特大ケーキの登場です。

 

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この1日で日本代表チームの選手達は世界大会に向かって士気が高まったようでした。沢山の声援を胸に、日本代表2チームのメンバーはアメリカのシアトルへ旅立って行きました。

 

最後に

Imagine Cup 2018の応募が受け付けられています。ご応募を考えている方は、締め切りに遅れないようにお早めに確認をよろしくお願いします。また次回のブログもお楽しみに。

 

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田口 大智 @_taccho

2017年9月からMSPとして活動しています。日本マイクロソフト ディベロッパーエバンジェリズム統括本部でも9ヶ月間、マーケティングインターンをしていました。インターン終了後に渡米し、現在はMSPシアトルチームで活動中。

【Imagine Cup 2017】MSエバンジェリストのメンタリングに密着

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こんにちは。MSPの田口(@_taccho)です。現在、Imagine Cup 2018日本予選大会直前、カウントダウン企画ということで、全10回に渡って昨年のImagine Cupの様子などをご紹介しています。

本日ご紹介するのは、マイクロソフトエバンジェリストによるメンタリングの様子です。昨年度のImagien Cupでは、1次審査を突破した全20チームに対して、マイクロソフトテクニカルエバンジェリストが1人ずつメンターに付き、大会を通じてメンタリングが行われました。

 この記事ではその内容に迫ります。

大田さん×チーム『BOTIO』

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 まず最初にご紹介するのは、MSPの奥村さん、北川さん、西中さんによるチーム『BOTIO』のメンタリングの様子です。『BOTIO』はBotがパーソナリティを務めるラジオというユニークなコンセプトのプロダクト。

 メンタリングは岐阜に住む西中さんをSkypeで繋ぎながら行われました。

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 講師を務めるのは、エバンジェリストの大田さんです。大田さんは Hackfest という取り組みなどを通じて、主に大企業などの案件をこなすエバンジェリストです。 

 

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  こちらのチームのメンタリング内容は主にアーキテクチャなどに関する相談です。技術的な視点だけでなく、ビジネスの視点からも具体的なアドバイスが送られていました。

 メンタリング終了後、チームに話を伺ったところ、「開発現場で働く大田さんのアドバイスは非常にためになった。1時間という短い時間でしたが、非常に内容の濃い時間でした」と充実した顔で答えてくれました。

ちょまどさん×慶應義塾大チーム

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  続いてはKinectを使った人追従ロボットを開発した慶應義塾大学院のチームの皆さんのメンタリングの様子です。

 

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 メンターを務めるのは、様々な講演会で引っ張りだこな、ちょまどさん(@chomado)です。

 

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 終始和やかな様子で、メンタリングが進められました。プロダクトはほぼ完成している状態だったので、相談内容はプレゼンテーションやマーケティングに関わることが中心。

 

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デブサミ2017でベストスピーカー賞を獲得したちょまどさんから、そのプレゼンテーションの極意を伝授されます。 

 

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 こちらが慶応チームの作ったプロダクト。非常に完成度の高い作品でした。

藤本さん×東大チーム

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 最後にご紹介するのは、Imagine Cup2017日本大会を優勝した、東京大学Nuerovoiceチームのメンタリングの様子です。

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  メンターを務めるのは、Nuerovoiceチームと同じ東京大学卒のエバンジェリスト藤本さん(@kosfuji)です。藤本さんは業務で深層学習に関わっており、深層学習を用いたソリューションを開発したNuerovoiceチームとは相性ぴったり!

 

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 藤本さんはシアトルで行われたImagine Cup世界大会にも帯同し、大会を通じて多くの献身的なサポートを行ったようです。

そして藤本さんとNuerovoiceチームには大会を通じて、なにやら絆のようなものが芽生えた様子。

 

 紹介した以外にも総勢20名のエバンジェリストから、それぞれのチームに献身的なメンタリングが行われました。メンタリングしたチームが次のラウンドに進出したことが発表された際には、歓喜あまって涙する方も!?このような充実したサポートも大会の魅力であります。

 

 連載6日目の明日は世界大会直前のトレーニングと壮行会の様子をご紹介します。それでは!

 

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田口 大智 @_taccho

2017年9月からMSPとして活動しています。日本マイクロソフト ディベロッパーエバンジェリズム統括本部でも9ヶ月間、マーケティングインターンをしていました。インターン終了後に渡米し、現在はMSPシアトルチームで活動中。

完全密着Imagine Cup 2017 世界大会 (Day 0)

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こんにちは。MSPの田口(@_taccho)です。Imagine Cup 2018日本予選大会直前企画ということで、数回に分けて昨年のImagine Cupの様子などをご紹介しています。

 今回はImagine Cup2017世界大会前日(0日目)の様子をお届けしたいと思います。

 

いよいよ渡米・・・

2017年度のImagine Cupは7月24日、25日の2日間に渡って開催されました。その前日に当たる7月23日に日本代表チームは会場であるシアトルに出発し、おおよそ10時間のフライトを経て、シアトルタコマ空港に到着しました。

到着するやいなや、地元メディアがお出迎え。取材への対応に日本代表チームのメンバーは大忙しです。

 

 

 

その後、専用バスで大会宿舎であるワシントン大学の寮に向かいます。

 

会場に到着!

ワシントン大学の寮に到着すると、そこは大会ムード一色!世界各国から集まった学生やメディアの方々によって、大学はいつもとは違うお祭りのような雰囲気に包まれます。

 

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写真撮影や取材が行われる

 

世界各国の代表と対面

この日のメインはガイダンスと写真撮影です。食事等を終えて一息ついたところで世界大会に参加する全チーム集まり、オリエンテーションが行われました。代表選手の中には15時間以上をかけてシアトルにやって来た学生も!

 

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世界各国から集まった学生

 その後、一同は景色の良い広場へ移動します。そこには映画の撮影を思わせるような機材の数々。ここで決勝戦のオープニング用のビデオを撮影します。大会は始まっていませんが、早くも大会の壮大さを感じさせる1日でした。

 

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1日のスケジュールは終わりましたが、選手にとってはここからが本番。時差ボケの中、プロダクトの動作チェックや、プレゼンテーションの練習に深夜まで取り組み、翌日に備えます・・・

 

明日は大会1日目の様子をご紹介します。それでは!

 

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