Microsoftだからこそできる新しい支援のかたち~ネパール大震災の実話から~
こんにちは!編集部、またMSPグローバルチームに所属する小松です。
本日、編集部からみなさんにご紹介するのは、Microsoftしかできない災害支援です。通常、災害支援と聞き思い浮かべるものといえば、「物資の調達」「現地でのボランティア活動」ですよね。けど、今回ご紹介するのは、マイクロソフトが行った新しい支援のかたち...
今回の記事の主役は、そう、みなさんご存知の”Skype”です。
ちなみに、2011年10月13日にMicrosoftがSkypeを買収してから、SkypeはMicrosoftのサービスの1つなんですよ。(知っていたらごめんなさい。笑)
実際にMicrosoftがSkypeを通して行った支援とは?
MicrosoftがSkypeを使ってどのような災害支援を行ったのか、ネパール大震災の実例で説明します。
2015年4月25日、ネパールでマグニチュード7.6の大地震が起こり、多くの人々が犠牲となりました。食料や医療品などの物資やボランティアなど、様々な国や企業からの支援がありました。
そこでMicrosoftが行った驚くべき支援が...
Skypeの無料化です。
Microsoftは、地震発生後、ネパールでと国外でやり取りされる、固定電話や携帯電話へのスカイプ通話を無料にしたのです。さらに国外からの値オパールの固定電話や携帯電話への通話は割引料金を適応したのです。
Microsoftが行った支援はこれだけじゃない!!
みなさん、Microsoftが行った支援はこれだけだと思っていましたか?違うんです。MicrosoftはSkypeとは別の支援を行っていたんです。それが、SunPodの設置です。え・・・・ サンポットって・・・??
SunPodって何?
みなさんの疑問を解消しましょう。SunPodとは、これです。
※イメージ
簡単に言うと、ソーラー充電スタンド。太陽光発電によって電力が供給され、携帯電話やパソコンなどを充電することができます。さらにインターネットも提供しているので、SunPodでSkypeの無料通話が利用できたのです。
この写真はネパールで使用されたSunPodの実際の写真。被災者が一時避難しているテントの周辺に設置されていたようです。
ネパールのMSPからの感想
実際にネパールでボランティア活動を行っていたMSPメンバーのディマールに話を聞きました。
編集部:SkyeやSunPodを使った現地の人の反応はどうだった?
ディマールさん:みんな家族と話せてとても嬉しそうだった。Skypeを利用して、家族の安全が伝えられたり、現状を伝えられたりしていた。たくさんの人から感謝されたんだ。
編集部:MSPとして具体的にどのような活動を行ったの?
ディマールさん:SunPodの正しい使い方を教えたりしたよ。あとは、Skypeの無料通話を現地の人に知って被災者テントや家を訪ねたりもしたね。SunPodがインターネットを提供できているかどうか常に確認したりね。1日、100人くらいの人にSunPodやSkypeのサービスを提供したよ。
編集部:すごい、、これはMicrosoftの技術を通して生まれた、まさに、新しい支援のかたちだ!!!今後もMicrosoftのサービスがいろいろな形で人々に利用されることに、注目していきたいですね。