Imagine Cup2017日本予選の豪華審査員発表!!
こんにちは!MSPの田口(@_taccho)です。
本日のブログではImagine Cup関連のニュースをお届けいたします。
Imagine Cupとは世界最大規模の学生ITコンテストであり、190を超える国から延べ165万人以上の学生が参加しています。
2003年に始まったこの大会は今年で開催15回目を迎え、シアトルで行われる世界大会は過去最大規模での開催が決定しています。
世界大会の優勝賞金はなんと約1000万円!(※1)
まさに世界最大規模と呼ぶにふさわしい大会ですね。
そんなImagine Cup世界大会の切符をかけた日本予選大会の決勝が3月22日(水)に大崎ブライトコアホールにて開催されます。
ここでは厳しい審査を突破した7〜10チームによる最終プレゼンテーションやプロダクトのデモンストレーション、展示が行われる予定です。
実は先日、大会の審査を行う6人の超豪華審査員が発表されたので、この場を借りてご紹介したいと思います!!
(五十音順でのご紹介です)
安達理さん
最初にご紹介するのは、マイクロソフトディベロップメント株式会社代表取締役社長の安達理さんです。
安達さんは東京工業大学大学院在学中に起業を経験し、卒業後1988年にアメリカでの経験を求めてマイクロソフトコーポレーション(米国本社)に入社しました。
それ以来、研究開発部など様々な部門で活躍し、2015年にマクロソフトディベロップメント(※2)の代表取締役に就任されたました。
マイクロソフトに携わり始めてから30年近くという豊富な経験から、Imagine Cupの審査を行います。
落合陽一さん
続いては「現代の魔法使い」と呼ばれている落合陽一さんです。
落合さんといえば、「これからの未来を作る仲間たちへ」や「魔法の世紀」などの人気書籍を近年出版されており、それを読んだこともある学生も多いのではないでしょうか?
落合さんは開成高校から筑波大学を経て東京大学大学院学際情報学府に入学し、学際情報学府初の早期修了を果たした方でもあります。
現在は筑波大学の助教授として研究活動を行う傍ら、メディアアーティストとしてテレビや講演会など様々な所で活躍しています。
実は落合さんはMicrosoft Reserch(※3)でインターンをしていた経験があるなどマイクロソフトとも縁のある方でもあります。
落合さんのコメントはTwitterなどで話題に上がることも多いですが、Imagine Cup日本大会予選の審査ではどのようなコメントをするかとても気になりますね。
澤山陽平さん
続いてはシリコンバレーの超有名アクセラレーター500 Startupsのパートナーである澤山陽平さんです。
澤山さんは東京大学大学院を卒業後、JPモルガンや野村リサーチ・アンド・アドバイザリーで未上場企業の調査や支援などで活躍された後、500Startupsのパートナーに就任されました。
また理系の修士号を持ち、さらにはプログラミングにも精通することから『エンジニアVC』という異名を持っています!!
ありとあらゆるスタートアップを見尽くしてきた澤山さんの目に、学生たちの作った作品はどのように映るのしょうか?
野々村健一さん
続いてはIDEO Tokyoリードビジネスデザイナーであり、デザインとマーケティングの第一人者である野々村健一さんです。
野々村さんは慶應義塾大学を卒業し、トヨタ自動車でカントリーマネジャーや商品企画を担当されていました。
その後ハーバードビジネススクールに私費留学し経営学修士(MBA)を取得された後、
アメリカのビジネスデザインコンサルティングファームIDEOの日本法人設立に従事されました。
そして現在もIDEO Tokyoでリードビジネスデザイナーを務めています。
「デザインシンキング」などとといった概念は近年非常に注目を浴びており、プロダクトの開発に欠かせない概念です。
野々村さんが審査員に加わることで、テクノロジーだけはなく、デザインの面なども加味され、より厳しい審査が行われることが予想されますね。
古川享さん
続いて慶應大学大学院メディアデザイン研究科の教授である古川享さんです。
古川さんはなんと日本マイクロソフトを設立され、さらには初代社長にも就任されてた方です!!
元々、米マイクロソフトと代理店契約を結んでいたアスキーの取締役を勤めていた古川さんですが、米マイクロソフトが子会社マイクロソフト株式会社(現・日本マイクロソフト株式会社)を設立したのに伴い、その立ち上げに参画しました。
以来、20年近くに渡って日本マイクロソフトの発展を第一線で引っ張ってこられた伝説の方であります。
本荘修二さん
最後にご紹介するのは経営コンサルタントの本荘修二さんです。
本荘さんもまた凄まじい経歴をお持ちの方です。
東京大学卒業後、ボストンコンサルティンググループを経て、ペンシルベニア大学ウォートンスクールでMBAの取得し、また同大学で客員研究員として活躍します。
大学院卒業後も、アメリカの有名企業の重要ポストを渡り歩き、4年半後に帰国。
帰国後は経営コンサルタントとして本荘事務所を設立し、リーマンブラザーズ証券株式会社などいった米国企業のサポートを行い、
またそれらの活動の傍ら、早稲田大学のアジア太平洋研究科で博士課程まで取得され、多摩大学のMBAの客員教授にも就任されています。
その他、ここに書ききれないほどの多種多彩な活動も行っているそうです。
実は先日、本荘さんにお会いする機会があったのですが、パッションとユーモアが印象的な方でした!
最後に・・・
審査員をご覧になっていかがだったでしょうか?
こうして並べてみると錚々たる顔ぶれですね!!
Imagine Cupに出場した学生が、この超1流審査員に挑んでいく!というところも、大会の魅力の1つだと私は思っています。
読者のみなさまもこの戦いを見に、是非とも会場まで足を運んでください。
【大会情報・入場チケットはこちらから】
【ボランティアも募集中】
Microsoft Innovation Dayを一緒に盛り上げてくれる学生ボランティアも募集しています!!
(※1)$1=100円の場合
(※2) マイクロソフトディベロップメント株式会社は日本におけるマイクロソフト製品の企画・開発を行っている会社です。
(※3) Microsoft Reserchはコンピューターサイエンスおよびソフトウェア工学の基礎研究および応用研究を専門とするマイクロソフトの基礎研究機関です。アメリカ・中国など世界中にたった6拠点しかなく、世界中から優秀な研究者が集まってきている研究機関であります。