MSPが Microsoft Build 2018に参加してきた【2日目】
こんにちは、MSP京大リードの金子です!
僕からはBuild2日目の概要をお伝えしようと思います!
Microsoft Build Day2
2日目の基調講演のテーマは「Microsoft 365 Platform Windows + Office + Graph」
果たしてどんな新機能が発表されるのでしょうか?
なんと、Windowsに搭載される予定の「Timeline」機能がモバイル版でも実装されるそうです。スマートフォンとPCは別々に管理している人が多いと思いますが、Timelineではスマートフォンで受信した通知をWindowsで開いたり、その逆を行う事ができるようになります。スマートフォンとPCの垣根を小さくするこの機能に期待が高まります。
Timelineについては、こちらの動画を御覧ください
Windows 10 April 2018 Update - Timeline
またWindowsの使い勝手に関するアップデートで見逃せないのは「Sets」。色々なウィンドウをタブとして管理できるこの機能ですが、Officeのウィンドウをもタブとして表示できるようになります。これで、資料作成とブラウジングを同じウィンドウで済ますことができます!
Setesに関してはこちらの動画を御覧ください
Office関連で興味深いのは「Word with WinML」。機械学習ベースのアシスタントにより、今まで以上に賢い文章校正などが行えるようになります。日本語版の機能実装が待ち遠しいですね!
更にOutlookでは様々なサービスとの統合を強化。Outlookから決済を行ったり、Githubの操作を行ったりできるようになります。メールボックスから毎回ブラウザを立ち上げなくても簡単に作業を完了できますね!
地味ながらも会場が歓声に包まれたのがメモ帳に関するアップデート。
今までのメモ帳は、LinuxなどのOSで作られた改行文字がLFのテキストを読み込むと改行が無視される仕様だったのですが、このアップデートで正式にサポートされることになりました!
そしてMicrosoft Graphの紹介。Graphを使うとWindowsやOffice、Outlookなどの製品をはじめ、Active Directoryなども含む情報を横断的に参照することができます。Azure MLなどデータを活用できるサービスが増える中、このようにデータを取得することを重視したサービスが強化されるのは嬉しいことです!
Graphについては、こちらのページで実際に体験してみることができます。
2日目の基調講演も盛りだくさんの内容でした。ここで紹介しきれなかった情報も沢山ありますので、もっと詳しく知りたい方は下記のリンクを参照してください!