Botフレームワーク勉強会まとめ
先日(10月21日)、Windows女子部とMSP共催のBotフレームワーク勉強会が行われました。今回はその様子について記事にまとめたいと思います。
Windows女子部とは?
Windows女子部とはICT業界に関わる女性、またICT業界で働きたい女子学生などのためのコミュニティです。このコミュニティに参加するとICT全般、マイクロソフトの最新のテクノロジー、ビジネススキルなどを学ぶことができます。
今から5年ほど前に設立され、現在は300人以上のメンバーで構成されています。年に数回イベントや勉強会を開催しており、最近だとKinectの体験会や日本マイクロソフト会長の樋口泰行さんの特別講演会、伝説のエバンジェリスト・西脇さんとプレゼンの達人・澤さんのパネルディスカッションなど超豪華なイベントが盛り沢山!!!
男性からしたら羨ましい限りのコミュニティです。
勉強会のテーマ
今回の勉強会のテーマは「Why?を考える」と「Botフレームワークについて説明できるようになる」という2点です。
Windows女子部の創設者であり、数々の人材セミナーなどを開催してきた講師が登壇し、理論と技術の間の話という珍しい観点から話をしていきました。
勉強会の様子
勉強会が始まると予想外の展開が!!
参加者全員がパソコンを閉じ、テクノロジーから離れ、紙とペンを使用したセッションが始まりました。そして講師の方から、参加者へ「プログラムとソフトウェアとアプリケーションとOSの違いについて簡単に説明してください」といった質問が投げかけられます。
自分の中ではなんとなく理解しているつもりになっているものでも、他人に説明することは非常に難しいものです。参加していた情報系学生でも、この質問には自信を持って答えることができませんでした。
この勉強会では2時間の間、ひたすらテクノロジーの概念について考え続け、テクノロジーに対する考え方が変わる時間となったようです。
そしてそのような時間を過ごした結果、参加者全員がBotフレームワークの価値や、Botフレームワークが流行っている理由などについて説明できるようになっていました。
参加者の声
今回参加された方の中から、感想の一部をこちらで紹介します。
製品の使い方指導で終わるかと思いきや、仕組みについても専門知識がなくてもわかりやすいよう解体して説明してもらえたので楽しめた。またBot Frameworkの域だけに収まらない使い方(ほかの製品との組み合わせ)なども教えていただいて、使い方の可能性を感じることができた。
(女子大学院生)
MicrosoftのBotフレームワークの知識がついただけでなく、普段自分たちが使用してる言葉の定義とか、ビジネスの話も幅広くインプットできて、とても密な時間を過ごせました!!
(男子大学生)
参加者へのQuestionが多く話し合いの時間をもらえたりするのが今までの勉強会になかったので新しいなと思った。
また技術的な話は少なめで、知識のない人でも理解出来る内容だった。
「フレームワーク」といった言葉などの認識の曖昧性に気づいた(何も知らない人にうまく説明できない状態)。
(男子大学院生)
今回の勉強会の参加者の比率は理系学生・文系学生が半々という比率でしたが、両方の学生から「勉強になった」という声が上がっていました。
Windows女子部の皆さん、素晴らしい勉強会をありがとうございました!!
最後に
MSPでは今後もこのような勉強会をどんどん開催していく予定です。今回来れなかった方も次回は是非ともお越しください。
勉強会やイベント情報はTwitterアカウント(@_mspjp)やFacebookページで発信して行くのでフォローをよろしくお願いします!!