Microsoft Innovation Awardとは? 審査員や見どころもご紹介!!
今日のブログではMicrosoft Innovation Dayの目玉の1つである、Microsoft Innovation Awardをご紹介したいと思います。
本題の前に用語整理の時間
Microsoft Innovation DayやInnovation Award、さらには前回の記事でご紹介したImagine Cupと普段聞き慣れない言葉ばかりが並んで、なんだか訳がわからないですよね?
そこで情報の整理を兼ねて、まずは簡単にまとめたいと思います。
Microsoft Innovation Award
スタートアップ向けイベント。詳しくはこの記事の後半でご紹介します。
学生向け世界最大規模のITコンテスト。今年は開催15回目であり、世界大会の優勝賞金は約1000万円。詳しくはコチラ
Microsoft Innovation Day
Imagine Cupの日本大会決勝とInnovation Award の最終ピッチ、さらには最新テクノロジーにちなんだセッションが行われるイベントです。特に「学生の最高峰の戦い」と、「イケてるスタートアップのピッチ」が1日で見れるということで、未来を感じさせるイベントですよね!!
今年(2017年)は3月22日(水)に大崎ブライアントホールで開催されます。
図でまとめるとこちら!
大会の構造はわかっていただけましたでしょうか?
用語整理が終わったところで、Micorosoft Innovation Award 2107のご説明に移って行きます。
Microsoft Innovation Award 2017とは?
Microsoft Innovation Award とは「テクノロジによるイノベーション」をキーワードに、革新的なアイデアを形にしたソフトウェア、ハードウェア、IoT やアプリなどのソリューションを表彰するアワードです。
このアワードは2007年に始まり、今年でちょうど10周年を迎えました!!
このアワードにノミネートされたスタートアップは、自社のプロダクトに関するピッチを行い、「イノベーション」「社会的価値」「インパクト」「技術的難易度」などの項目から審査され受賞を目指します。
過去の大会にはSanSan株式会社やエルピクセル株式会社など、今をときめくベンチャー企業が出場したこともあり、時代を先取りできるイベントとしても知られています。
審査員紹介
先日、Imagine Cup 2017の審査員を紹介した記事を公開したところ、非常に好評をいただいたので、Microsoft Innovation Award 2017の審査員もご紹介したいと思います。
Imagine Cupの審査員も超豪華でしたが、Microsoft Innovation Award 2017も負けず劣らず豪華な顔ぶれです。
石井芳明さん
まず最初にご紹介するのは経済産業省の石井芳明さんです。
石井さんは1987年に通商産業省(現経済産業省)入省され中小企業・ベンチャー企業政策をはじめ、産業技術政策や地域振興政策等に従事されてきました。
その一方で2012年には早稲田大学大学院博士課程を修了されています。
日本の経済を見守ってきた方が、次世代を担うベンチャー企業を発掘します!!
栗原祐介さん
次にご紹介するのはスパノバ株式会社共同創立者の栗原祐介さんです。
栗原さんは早稲田大学商学部卒業後、大手資産運用会社にて株式トレーダーやファンドマネジャーを経て、アジア・ヨーロッパにおいて教育領域特化型の投資を行う株式会社Vilingベンチャーパートーナーズ代表取締役社長に就任されました。
また数多の起業家やクリエイターに関与するうちにイノベーションを起こす人材育成に強い関心を持ち、教育領域の起業家輩出及び起業家育成コミュニティ作りに邁進されており、
新産業創出を行うスタートアップを生み出すための起業家支援コミュニティ「Supernova(スーパーノヴァ)の企画・運営総括も行っており、その他複数社に社外取締役・アドバイザーとして関与されている方です。
榊原彰さん
続きまして紹介するのは日本マイクロソフト株式会社CTOの榊原彰さんです。
榊原さんは1986年日本アイ・ビー・エム株式会社入社され、SEとして多数のシステム開発プロジェクトに参画し、2005年に全世界のIBMの技術最高職位であるIBMディスティングイッシュト・エンジニアに任命されました。
そして2015年末に同社を退職し、2016年より日本マイクロソフト株式会社 執行役員 最高技術責任者に就任されました。
技術のプロフェッショナルである榊原さんに、最新のスタートアップの技術はどう映るのでしょうか?
榊原健太郎さん
次にご紹介するのは株式会社サムライインキュベートCEOの榊原健太郎さんです。
榊原さんは起業家やその卵を支援する”インキュベーター”のパイオニア的存在だと言われています。
関西大学社会学部を卒業後、複数の会社を渡り歩き、営業部の立ち上げや販売戦略の立案などを経験。
その後、グロービス経営大学院を経て2008年にはシードスタートアップの経営、マーケティング、営業、人事戦略支援等に特化した株式会社サムライインキュベートを設立し、代表を務められています。
また2014年5月からイスラエルに移住し、イスラエルスタートアップに投資するとともに、日本とイスラエルの120社ほどのスタートアップの社外取締役/アドバイザーを兼務されています。
AYA ZOOKさん
続いてご紹介するのはDefinedCrowdというアメリカの有名企業でビジネスディベロップ部門チーフオフィサーを務めるAYA ZOOKさんです。
AYAさんはワシントン大学を卒業後、インターラクティブエージェンシーに就職し、デザイナーやプロジェクトマネージャーとして活躍します。
その後、マイクロソフトに転職し、10年間の間プロダクト管理や、Microsoft VenturesやAcceleratorプログラムを通じてのベンチャー企業支援など、さまざまな業務にシニアロールとして従事された後、DefinedCrowdビジネスディベロップのチーフオフィサーに就任されました。
西村賢さん
続いてご紹介するのはTechCrunch Japanの編集長である西村賢さんです。
西村さんは早稲田大学理工学部物理学科在学中からPC雑誌「月刊アスキー」の寄稿を始め、卒業後は編集・記者としてコンシューマー製品やネット系情報を担当。
その後「週刊アスキー」、ITエキスパート向けWebサイト「@IT」での副編集長を経てTechCrunch Japanの編集長に就任されました。
現在は上智大学非常勤講師も勤めており、また「コードの読み書きもするITジャーナリスト」としても知られています。
Peter Rothenbergさん
最後にご紹介するのはTech in Asia Japanの編集長である、Peter Rothenbergさんです。
PeterさんはUCLA在学中に1年間交換留学生として日本を訪れ、大学卒業後も文部科 学省が提供するJETプログラムで再度日本に来られました。
その後、チャット型英語学習サービスEigoooをCEOとして立ち上げAppleのベスト新着アプリに選出!
そして2016年からTech in Asiaに日本編集長として入社されました。
Tech in Asiaはみなさんご存知のように月間1600万ページビューを超え、 東南アジアで最も成長をしているテックメディアです。
またMicorosoft Innovation Dayのイベント運営を行っている会社でもあります。
以上、7名でした。
Imagine Cupもそうですが超豪華な顔ぶれですよね!!
しかしMicrosoft Innovation Award 2017の魅力は審査員だけではありません。
Innovation Awardの魅力
このMicrosoft Innovation Awardの1番の魅力は、
「今後、私たちの生活を変えていくかもしれないプロダクトやソリューションが一堂に会している」
という点です!!
最近は日本でもかなりスタートアップの勢いが増してきていますが、学生のうちからそれらに触れる機会というのは少ないのではないでしょうか?
その点、Microsoft Innovation Awardでは今後、世の中を変えていく可能性を大いに秘めたスタートアップをまとめてチェックすることができます。
特にスタートアップ界隈のことに詳しくなりたい学生や、今後の社会がどのように変わっていくのかアンテナを張っておきたい皆さんにとってはMicorosoft Innovation Awardはとても貴重な機会になると思います。
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