Microsoft Innovation Awardとは? 審査員や見どころもご紹介!!
今日のブログではMicrosoft Innovation Dayの目玉の1つである、Microsoft Innovation Awardをご紹介したいと思います。
本題の前に用語整理の時間
Microsoft Innovation DayやInnovation Award、さらには前回の記事でご紹介したImagine Cupと普段聞き慣れない言葉ばかりが並んで、なんだか訳がわからないですよね?
そこで情報の整理を兼ねて、まずは簡単にまとめたいと思います。
Microsoft Innovation Award
スタートアップ向けイベント。詳しくはこの記事の後半でご紹介します。
学生向け世界最大規模のITコンテスト。今年は開催15回目であり、世界大会の優勝賞金は約1000万円。詳しくはコチラ
Microsoft Innovation Day
Imagine Cupの日本大会決勝とInnovation Award の最終ピッチ、さらには最新テクノロジーにちなんだセッションが行われるイベントです。特に「学生の最高峰の戦い」と、「イケてるスタートアップのピッチ」が1日で見れるということで、未来を感じさせるイベントですよね!!
今年(2017年)は3月22日(水)に大崎ブライアントホールで開催されます。
図でまとめるとこちら!
大会の構造はわかっていただけましたでしょうか?
用語整理が終わったところで、Micorosoft Innovation Award 2107のご説明に移って行きます。
Microsoft Innovation Award 2017とは?
Microsoft Innovation Award とは「テクノロジによるイノベーション」をキーワードに、革新的なアイデアを形にしたソフトウェア、ハードウェア、IoT やアプリなどのソリューションを表彰するアワードです。
このアワードは2007年に始まり、今年でちょうど10周年を迎えました!!
このアワードにノミネートされたスタートアップは、自社のプロダクトに関するピッチを行い、「イノベーション」「社会的価値」「インパクト」「技術的難易度」などの項目から審査され受賞を目指します。
過去の大会にはSanSan株式会社やエルピクセル株式会社など、今をときめくベンチャー企業が出場したこともあり、時代を先取りできるイベントとしても知られています。
審査員紹介
先日、Imagine Cup 2017の審査員を紹介した記事を公開したところ、非常に好評をいただいたので、Microsoft Innovation Award 2017の審査員もご紹介したいと思います。
Imagine Cupの審査員も超豪華でしたが、Microsoft Innovation Award 2017も負けず劣らず豪華な顔ぶれです。
石井芳明さん
まず最初にご紹介するのは経済産業省の石井芳明さんです。
石井さんは1987年に通商産業省(現経済産業省)入省され中小企業・ベンチャー企業政策をはじめ、産業技術政策や地域振興政策等に従事されてきました。
その一方で2012年には早稲田大学大学院博士課程を修了されています。
日本の経済を見守ってきた方が、次世代を担うベンチャー企業を発掘します!!
栗原祐介さん
次にご紹介するのはスパノバ株式会社共同創立者の栗原祐介さんです。
栗原さんは早稲田大学商学部卒業後、大手資産運用会社にて株式トレーダーやファンドマネジャーを経て、アジア・ヨーロッパにおいて教育領域特化型の投資を行う株式会社Vilingベンチャーパートーナーズ代表取締役社長に就任されました。
また数多の起業家やクリエイターに関与するうちにイノベーションを起こす人材育成に強い関心を持ち、教育領域の起業家輩出及び起業家育成コミュニティ作りに邁進されており、
新産業創出を行うスタートアップを生み出すための起業家支援コミュニティ「Supernova(スーパーノヴァ)の企画・運営総括も行っており、その他複数社に社外取締役・アドバイザーとして関与されている方です。
榊原彰さん
続きまして紹介するのは日本マイクロソフト株式会社CTOの榊原彰さんです。
榊原さんは1986年日本アイ・ビー・エム株式会社入社され、SEとして多数のシステム開発プロジェクトに参画し、2005年に全世界のIBMの技術最高職位であるIBMディスティングイッシュト・エンジニアに任命されました。
そして2015年末に同社を退職し、2016年より日本マイクロソフト株式会社 執行役員 最高技術責任者に就任されました。
技術のプロフェッショナルである榊原さんに、最新のスタートアップの技術はどう映るのでしょうか?
榊原健太郎さん
次にご紹介するのは株式会社サムライインキュベートCEOの榊原健太郎さんです。
榊原さんは起業家やその卵を支援する”インキュベーター”のパイオニア的存在だと言われています。
関西大学社会学部を卒業後、複数の会社を渡り歩き、営業部の立ち上げや販売戦略の立案などを経験。
その後、グロービス経営大学院を経て2008年にはシードスタートアップの経営、マーケティング、営業、人事戦略支援等に特化した株式会社サムライインキュベートを設立し、代表を務められています。
また2014年5月からイスラエルに移住し、イスラエルスタートアップに投資するとともに、日本とイスラエルの120社ほどのスタートアップの社外取締役/アドバイザーを兼務されています。
AYA ZOOKさん
続いてご紹介するのはDefinedCrowdというアメリカの有名企業でビジネスディベロップ部門チーフオフィサーを務めるAYA ZOOKさんです。
AYAさんはワシントン大学を卒業後、インターラクティブエージェンシーに就職し、デザイナーやプロジェクトマネージャーとして活躍します。
その後、マイクロソフトに転職し、10年間の間プロダクト管理や、Microsoft VenturesやAcceleratorプログラムを通じてのベンチャー企業支援など、さまざまな業務にシニアロールとして従事された後、DefinedCrowdビジネスディベロップのチーフオフィサーに就任されました。
西村賢さん
続いてご紹介するのはTechCrunch Japanの編集長である西村賢さんです。
西村さんは早稲田大学理工学部物理学科在学中からPC雑誌「月刊アスキー」の寄稿を始め、卒業後は編集・記者としてコンシューマー製品やネット系情報を担当。
その後「週刊アスキー」、ITエキスパート向けWebサイト「@IT」での副編集長を経てTechCrunch Japanの編集長に就任されました。
現在は上智大学非常勤講師も勤めており、また「コードの読み書きもするITジャーナリスト」としても知られています。
Peter Rothenbergさん
最後にご紹介するのはTech in Asia Japanの編集長である、Peter Rothenbergさんです。
PeterさんはUCLA在学中に1年間交換留学生として日本を訪れ、大学卒業後も文部科 学省が提供するJETプログラムで再度日本に来られました。
その後、チャット型英語学習サービスEigoooをCEOとして立ち上げAppleのベスト新着アプリに選出!
そして2016年からTech in Asiaに日本編集長として入社されました。
Tech in Asiaはみなさんご存知のように月間1600万ページビューを超え、 東南アジアで最も成長をしているテックメディアです。
またMicorosoft Innovation Dayのイベント運営を行っている会社でもあります。
以上、7名でした。
Imagine Cupもそうですが超豪華な顔ぶれですよね!!
しかしMicrosoft Innovation Award 2017の魅力は審査員だけではありません。
Innovation Awardの魅力
このMicrosoft Innovation Awardの1番の魅力は、
「今後、私たちの生活を変えていくかもしれないプロダクトやソリューションが一堂に会している」
という点です!!
最近は日本でもかなりスタートアップの勢いが増してきていますが、学生のうちからそれらに触れる機会というのは少ないのではないでしょうか?
その点、Microsoft Innovation Awardでは今後、世の中を変えていく可能性を大いに秘めたスタートアップをまとめてチェックすることができます。
特にスタートアップ界隈のことに詳しくなりたい学生や、今後の社会がどのように変わっていくのかアンテナを張っておきたい皆さんにとってはMicorosoft Innovation Awardはとても貴重な機会になると思います。
イノベーションが芽吹く瞬間を目撃しませんか?当日会場でお待ちしております!
【大会情報・入場チケットはこちらから】
【ボランティアも募集中】
Microsoft Innovation Dayを一緒に盛り上げてくれる学生ボランティアも募集しています!!
【お知らせ】MSP公式ホームページ リニューアル!
こんにちは!MSPの田口(@_taccho)です。
2月も下旬に差し掛かって来ましたね!皆様はどのようにお過ごしでしょうか?
私立大学に通われている皆さんは春休み、国立大学に通われている皆さんはテスト真っ最中というところでしょうか?
ちなみにMSPは毎日コードを書いて過ごしております。
(※イメージ図)
それはさておき、本日はMSP公式ホームページリニューアルのお知らせです!!
もうお気付きの方もいらっしゃるかとは思いますが、MSPの公式ホームページのデザインが一新致しました!
最近、ホームページがだいぶ古くなって来て悩ましかったのですが、
学生でありながらMicrosoft MVPでもある がりっち(@garicchi)さんが正月休みを返上して作ってくださりました。
そのホームページのデザインはこちらです!!
全体的にポップな仕上がりで、とても見やすくなりました(^o^)
トップの写真だけでも「Microsoftテクノロジーの楽しさ」が伝わって来ますね♪
またMSP全員一致で1番綺麗だと思ったページはこちらです!!
(MSPのメンバー紹介ページ)
MSPメンバーのプロフィールの画面ですが、背景にぼかしを入れた画像を入れるなど手の込んだものとなっております!
研究活動の合間に作ったとは思えない出来栄えですね!!
最後になりましたが、実はもう1つお知らせががあります。
新規にQiita Organizations のアカウントを取得し、今後は技術記事をQiitaで更新して行くこととなりました!!
Microsoft Student Partners Japan - Microsoft製品の楽しさを学生に伝えるために活動する学生団体 | Qiita - Qiita
こちらの方もよろしけれはチェックして見てください!
このようにMSPも新体制に突入したので、これまで以上に学生にとって有益となる情報発信を心がけていきます!!
これからもMicrosoft Student Partners をよろしくお願いします。
【リニューアルしたホームページはこちら】
【Qiitaのアカウントはこちら】
Imagine Cup2017日本予選の豪華審査員発表!!
こんにちは!MSPの田口(@_taccho)です。
本日のブログではImagine Cup関連のニュースをお届けいたします。
Imagine Cupとは世界最大規模の学生ITコンテストであり、190を超える国から延べ165万人以上の学生が参加しています。
2003年に始まったこの大会は今年で開催15回目を迎え、シアトルで行われる世界大会は過去最大規模での開催が決定しています。
世界大会の優勝賞金はなんと約1000万円!(※1)
まさに世界最大規模と呼ぶにふさわしい大会ですね。
そんなImagine Cup世界大会の切符をかけた日本予選大会の決勝が3月22日(水)に大崎ブライトコアホールにて開催されます。
ここでは厳しい審査を突破した7〜10チームによる最終プレゼンテーションやプロダクトのデモンストレーション、展示が行われる予定です。
実は先日、大会の審査を行う6人の超豪華審査員が発表されたので、この場を借りてご紹介したいと思います!!
(五十音順でのご紹介です)
安達理さん
最初にご紹介するのは、マイクロソフトディベロップメント株式会社代表取締役社長の安達理さんです。
安達さんは東京工業大学大学院在学中に起業を経験し、卒業後1988年にアメリカでの経験を求めてマイクロソフトコーポレーション(米国本社)に入社しました。
それ以来、研究開発部など様々な部門で活躍し、2015年にマクロソフトディベロップメント(※2)の代表取締役に就任されたました。
マイクロソフトに携わり始めてから30年近くという豊富な経験から、Imagine Cupの審査を行います。
落合陽一さん
続いては「現代の魔法使い」と呼ばれている落合陽一さんです。
落合さんといえば、「これからの未来を作る仲間たちへ」や「魔法の世紀」などの人気書籍を近年出版されており、それを読んだこともある学生も多いのではないでしょうか?
落合さんは開成高校から筑波大学を経て東京大学大学院学際情報学府に入学し、学際情報学府初の早期修了を果たした方でもあります。
現在は筑波大学の助教授として研究活動を行う傍ら、メディアアーティストとしてテレビや講演会など様々な所で活躍しています。
実は落合さんはMicrosoft Reserch(※3)でインターンをしていた経験があるなどマイクロソフトとも縁のある方でもあります。
落合さんのコメントはTwitterなどで話題に上がることも多いですが、Imagine Cup日本大会予選の審査ではどのようなコメントをするかとても気になりますね。
澤山陽平さん
続いてはシリコンバレーの超有名アクセラレーター500 Startupsのパートナーである澤山陽平さんです。
澤山さんは東京大学大学院を卒業後、JPモルガンや野村リサーチ・アンド・アドバイザリーで未上場企業の調査や支援などで活躍された後、500Startupsのパートナーに就任されました。
また理系の修士号を持ち、さらにはプログラミングにも精通することから『エンジニアVC』という異名を持っています!!
ありとあらゆるスタートアップを見尽くしてきた澤山さんの目に、学生たちの作った作品はどのように映るのしょうか?
野々村健一さん
続いてはIDEO Tokyoリードビジネスデザイナーであり、デザインとマーケティングの第一人者である野々村健一さんです。
野々村さんは慶應義塾大学を卒業し、トヨタ自動車でカントリーマネジャーや商品企画を担当されていました。
その後ハーバードビジネススクールに私費留学し経営学修士(MBA)を取得された後、
アメリカのビジネスデザインコンサルティングファームIDEOの日本法人設立に従事されました。
そして現在もIDEO Tokyoでリードビジネスデザイナーを務めています。
「デザインシンキング」などとといった概念は近年非常に注目を浴びており、プロダクトの開発に欠かせない概念です。
野々村さんが審査員に加わることで、テクノロジーだけはなく、デザインの面なども加味され、より厳しい審査が行われることが予想されますね。
古川享さん
続いて慶應大学大学院メディアデザイン研究科の教授である古川享さんです。
古川さんはなんと日本マイクロソフトを設立され、さらには初代社長にも就任されてた方です!!
元々、米マイクロソフトと代理店契約を結んでいたアスキーの取締役を勤めていた古川さんですが、米マイクロソフトが子会社マイクロソフト株式会社(現・日本マイクロソフト株式会社)を設立したのに伴い、その立ち上げに参画しました。
以来、20年近くに渡って日本マイクロソフトの発展を第一線で引っ張ってこられた伝説の方であります。
本荘修二さん
最後にご紹介するのは経営コンサルタントの本荘修二さんです。
本荘さんもまた凄まじい経歴をお持ちの方です。
東京大学卒業後、ボストンコンサルティンググループを経て、ペンシルベニア大学ウォートンスクールでMBAの取得し、また同大学で客員研究員として活躍します。
大学院卒業後も、アメリカの有名企業の重要ポストを渡り歩き、4年半後に帰国。
帰国後は経営コンサルタントとして本荘事務所を設立し、リーマンブラザーズ証券株式会社などいった米国企業のサポートを行い、
またそれらの活動の傍ら、早稲田大学のアジア太平洋研究科で博士課程まで取得され、多摩大学のMBAの客員教授にも就任されています。
その他、ここに書ききれないほどの多種多彩な活動も行っているそうです。
実は先日、本荘さんにお会いする機会があったのですが、パッションとユーモアが印象的な方でした!
最後に・・・
審査員をご覧になっていかがだったでしょうか?
こうして並べてみると錚々たる顔ぶれですね!!
Imagine Cupに出場した学生が、この超1流審査員に挑んでいく!というところも、大会の魅力の1つだと私は思っています。
読者のみなさまもこの戦いを見に、是非とも会場まで足を運んでください。
【大会情報・入場チケットはこちらから】
【ボランティアも募集中】
Microsoft Innovation Dayを一緒に盛り上げてくれる学生ボランティアも募集しています!!
(※1)$1=100円の場合
(※2) マイクロソフトディベロップメント株式会社は日本におけるマイクロソフト製品の企画・開発を行っている会社です。
(※3) Microsoft Reserchはコンピューターサイエンスおよびソフトウェア工学の基礎研究および応用研究を専門とするマイクロソフトの基礎研究機関です。アメリカ・中国など世界中にたった6拠点しかなく、世界中から優秀な研究者が集まってきている研究機関であります。
Microsoft Azure を使ったWordPress ウェブサイトの作り方
こんにちは!MSPの里見(@erk_stm)です。本日はMicrosoft Azure を使ったWordPress ウェブサイトの作り方を解説していきたいと思います!
WordPressって?
WordPressはブログやウェブサイトを製作、管理するために広く使われているとてもパワフルなツールです。しかも、無料かつオープンソースで提供され、世界中のユーザーたちからなる大きなコミュニティによって支えられています。Microsoft Azureと組み合わせて使うことで、学生の皆さんはとても短時間、かつ無料でWordPressによるウェブサイトやブログを作ることができます!
始める前に、無料のAzure studentサブスクリプションへの登録はお済みですか?このサブスクリプションは、学生であればクレジットカードの登録は必要ありません。
それでは始めてみましょう!
Azureにログインする
Azure preview portal(http://portal.azure.com)にアクセスして、あなたのMicrosoftアカウントでAzureにログインしましょう。
新しいAzure websiteを作る
左側のメニューから+新規>Web+モバイル> Marketplaceを選択します。
このようにして、既存のテンプレートから新しいウェブサイトを作り始めることができます。
Marketplaceには様々なWordPressテンプレートがありますが、無料のAzure studentサブスクリプションで利用できる基本テンプレートを使います。画面上方の検索フィルターに「WordPress」と入力することで、Marketplaceにある全てのWordPressテンプレートを検索することができます。
検索結果から「WordPress」を選択します。
「WordPress」を選択すると、このテンプレートによって作られたウェブサイトの説明ページが表示されます。説明ページの下部にある「作成」ボタンを選択し、自分のウェブサイトを作りはじめましょう。
ウェブサイトの構成を入力する
WordPressテンプレートによって新しいウェブサイトを構成する際に、Web appやデータベースといった様々なオプションの設定を伴って開始されます。まず初めに、Web appの設定から始めるためにWeb appを選択し、必要事項を以下のように入力していきましょう。
・ URL
ウェブサイトのURLとなる文字列を入力します。URLは(入力した文字列).azurewebsites.netの形で提供されます。
※ 入力の際に、テキストボックスの右端に緑色のチェックマークが有ることを確認して下さい。これは入力したURLが他のユーザーに利用されていない有効なURLであることを表すものです。また、ここで入力したURLは忘れないようにしてください。ウェブサイトのURLとなる大切なものです。
・ 新しいApp Serviceプランを作成する
ウェブサイトを関連付けたいApp Serviceプラン名を入力して下さい。
・ 価格レベル
ここではウェブサイトをホストするAzureのインスタンスの大きさ(CPU、メモリ、利用可能な容量等)を設定します。今回は無料のF1を選択しましょう。もしも後に、より高性能なプランに変更したくなった際には、有料のプランに変更することも可能です。
・Web アプリの設定 この項目はそのままにしておきます。
・ 場所
ウェブサイトをホストするデータセンターの場所を設定します。よりよいパフォーマンスを実現するために、地理的にあなたの国により近い場所を指定しましょう。
すべての欄の入力が終わったら、下部にあるOKボタンをクリックしてWeb App設定を終了します。
OKボタンをクリックすると、WordPress構成画面に戻ります。
それでは次に、データベースを選択し、新しいMySQLデータベース設定を以下のように入力していきましょう。
・ データベース名
「新しいMySQLデータベースを設定する」を選択し、あなたのウェブサイトのデータベースに名前をつけます。
・ 価格レベル
ここではデータベースの大きさと価格を設定します。今回は無料のものを選択しましょう。これも後により大きな容量を利用できるプランに変更することが可能です。
・ 場所
データベースを置くためのデータセンターの場所を設定します。先ほどのWeb app設定で選択したデータセンターの場所と同じ場所を指定しましょう。
・法律条項 法律条項(利用規約)を読み、同意します。
下部のOKをクリックしてデータベースの設定を保存します。
再びWordPress構成画面に戻ります。それでは、残りの設定を以下のように入力していきましょう。
・ 新規リソースグループの作成
Azureを使ってサービスを作成する際、他の1つまたは多数の機能を必要とします。(例えば、WordPressウェブサイトを作成する際に同時にデータベースも作成したように)リソースグループは、関連する機能同士をグルーピングするための方法です。
ここでは作成するウェブサイトとサブスクリプションの関連付けを行います。無料のStudent Azureサブスクリプションを表す、Dreamsparkを選択します。
・ スタートボードにピン止め
この項目にチェックを入れると、Azureホームページから新しいウェブサイトへより簡単にアクセスするタイルを作成できます。
「作成」をクリックして残りの設定を終えましょう。
最後に、下部にある「作成」を選択すると、自動的にAzureホームページに戻ります。「Wordpressを作成中しています(原文Creating WordPress)」というメッセージタイルが確認できたら、数分後にはWordPressウェブサイトが作成されて、結果が確認できるようになります。
左側のナビゲーションバーから「すべて参照」を選択→Web appを選択→作成したWordPress Web appを選択することで、作成した自分のWordPressウェブサイトのURLを確認することができます。
URLをクリックすると、WordPressウェブサイトにアクセスできます。
WordPressウェブサイトの設定
最初にWordPressウェブサイトにアクセスすると、WordPressのインストールと設定を促されます。以下の手順で設定をしていきましょう。
WordPress内で利用するウェブサイト名/ユーザー名/パスワードを設定し、Wordpressのインストールオプションを設定します。
Wordpressのインストールが完了したら、ログインを選択し先ほど設定したユーザー名/パスワードでログインします。
WordPressウェブサイトの編集を始めます!
お疲れ様でした!
これでMicrosoft AzureにホスティングされたWordPressを使って自分のホームページを運営できるようになりました!
もし初めてのWordPressサイトの設定に関して、もっと知りたいことがあれば、WordPress.orgによる頼もしいガイドがありますので是非そちらもご参照ください。
【開催レポート】Microsoftプログラミング技術全国ハンズオン@東京
こんにちは!MSPマーケティングチームの田口(@_taccho)です。
1月も終盤に差し掛かり、テストが忙しい時期となりましたね。
そんな時期ではありますが、MSPではMicrosoft技術に関する、ハンズオンを開催しました!!
今回のハンズオンで扱ったのはUWPアプリとXamarinです。
イベントのレポートを始める前に、まずはこの2つがどのような技術であるのかを簡単に解説したいと思います。
UWPアプリとは?
UWPアプリとはUniversal Windows Platformアプリケーションの略であり、Windows10が搭載された様々な環境で動くアプリのことです。
Windows 10はパソコンだけでなく、Windows PhoneやXbox、さらには大きな注目を集めているHoloLensにも搭載されています。
つまりUWPアプリ開発を学ぶと、これら全ての環境で動くアプリを作れるようになるということです!!
これだけたくさんの環境に応用できるという点は非常に魅力的ですね。
続いてXamarinの解説に移って行きます。
Xamarinとは?
XamarinとはAndroidやiOSといった複数のOSに向けてモバイルアプリを同時に開発出来るプラットフォームのことです。
通常スマホアプリを開発する際にはAndoroid向けにはJavaなどを、iOS向けにはSwiftを利用するなど、それぞれの言語を使用しなければなりません。
しかしXamarinを利用すれば様々なOSに向けたモバイルアプリのコア部分を、C#と . NET Frameworkで統一することができます。
UWPもそうですが、非常に汎用性の高い技術だということが言えますね!
それでは簡単な説明も終わったところで、ハンズオンのレポートに移って行きます。
ハンズオンレポート~UWP編~
今回のハンズオンは午前中にUWPのセッションを行い、午後にXamarinを行うというスケジュールです。
まずは今回のハンズオンの企画・運営を行ってくれた道上君(@mi_mmitti)による、UWPアプリについての説明が行われました。
簡単な説明と環境構築を終えると、早速ハンズオンに移ってきます。
ここでスピーカーを安藤君(@m1zyuk1)にバトンタッチし、UWPアプリ開発方法についての説明が行われました。
参加者のほぼ全員がUWPアプリ開発経験はありませんでしたが、実際に手を動かすととすぐに簡単なアプリが作れるようになりました!
UWPのセッションが終わったところでランチを挟み、午後のセッションに移って行きます。
ハンズオンレポート~Xamarin編~
午後はXamarinのセッションを行いました。
このハンズオンではXamarinで簡単なアプリを作成し、更に外部のAPIと連携し得た情報を一覧表示するアプリケーション作成を目指します。
まずはXamarinの簡単な説明を矢野君が行いました。
今年からMSPに加入し、今回のハンズオンが初登壇だった矢野君ですが、非常にわかりやすい説明で好評だったようです。
説明が終わり、実際に手を動かしていくタイミングで、Xamarinに関して MSP内でトップクラスの知識を持つ玉木君(@r_ralph_h)にバトンタッチします。
XamarinはUWPのセッションに比べて難易度が上がり、参加者は苦戦している様子でしたが、1人1人に丁寧なサポートを行いながらアプリ完成を目指します。
しばらくすると参加者は続々とアプリを完成させて行きました!!
こちらが完成したアプリです。
(MSPのGithubの情報を読み取り、一覧で表示)
ここまで完成したところで今回のハンズオンは終了です。
試験前にも関わらずお越しいただいた皆さん、ありがとうございました!
残念ながら今回のハンズオンに参加できなかった方も、MSPのGithubから勉強会で使用した資料等にアクセスすることができます。
そちらも是非ご覧になってください。
Microsoft Student Partnersでは今後もMicrosoft技術に関する勉強会やハンズオンを開催して行きます。
それらに関する情報は主に公式SNSで発信していくので、興味のある方はフォローをよろしくお願いします。
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