Imagine Cup 2018 カウントダウン連載企画始まりました!!
こんにちは。MSPの田口(@_taccho)です。
私たちMicrosoft Student Partners が全面的に応援している、世界最大規模のグローバルITコンテストImagine Cup。その2018年大会の応募受付開始に際して、本日からブログ連載を開始いたします。
この連載では本日から全10回に渡って大会の魅力をご紹介して行く予定です。本日は、連載の概要についてご紹介します。
(大会公式ホームページはこちら)
- 【第0回】Imagine Cup 2018 出場登録の手順
- 【第1回】Imagine Cup2017 優勝チームの東大院生に聞く、Imagine Cupの魅力とは?!
- 【第2回】Imagine Cup 2017 日本予選大会決勝に出場してきました!
- 【第3回】Imagine Cup2012世界大会準優勝 -大川水緒さんインタビュー
- 【第4回】Imagine Cup2016日本代表-筑波大学上原皓さんインタビュー
- 【第5回】MSエバンジェリストによるメンタリングに密着
- 【第6回】Imagine Cup 日本代表のトレーニングと壮行会に密着!!
- 【第7回】完全密着Imagine Cup世界大会 (Day 0)
- 【第8回】完全密着Imagine Cup世界大会 (Day 1)
- 【第9回】完全密着Imagine Cup世界大会 (Day 2)
- 【第10回】出場者から見たImagine Cup 世界大会
- Imagine Cup関連記事
【第0回】Imagine Cup 2018 出場登録の手順
Imagine Cup 2018 日本大会の応募申し込みは既に始まっています。気になる応募方法などは、こちらの記事に掲載されています。
【第1回】Imagine Cup2017 優勝チームの東大院生に聞く、Imagine Cupの魅力とは?!
昨年のImagine Cupで優勝した東京大学の佐藤さん、早川さんのインタビュー記事です。数々のITコンテストに出場してきた彼らが思う、Imagine Cupだけにしかない魅力とは一体何なのでしょうか。
【第2回】Imagine Cup 2017 日本予選大会決勝に出場してきました!
Imagine Cup 2017 日本大会決勝戦大会に出場されたMSPの奥村さんによる体験記事です。日本大会決勝という大舞台を経験した彼は、どのようなことを感じたのでしょうか?
【第3回】Imagine Cup2012世界大会準優勝 -大川水緒さんインタビュー
Imagine Cup世界大会で日本チーム過去最高成績(準優勝)を納めた大川さんにインタビューを行いました。現在は大手IT企業で活躍する彼女が当時を振り返ります。
【第4回】Imagine Cup2016日本代表-筑波大学上原皓さんインタビュー
攻殻機動隊をモデルにしたプロダクトで世界大会に出場した筑波大学の上原さんに、世界大会の話を伺いました。この大会が人生のターニングポイントになったと語る上原さんが、世界大会に出場して目にしたものとは?
【第5回】MSエバンジェリストによるメンタリングに密着
昨年度のImagine Cupでは、1次審査を突破した全20チームに対して、マイクロソフトテクニカルエバンジェリストによる個別メンタリングが実施されました。こちらの記事では、その様子をレポートします。
【第6回】Imagine Cup 日本代表のトレーニングと壮行会に密着!!
Imagine Cup 2017を直前に控えた昨年7月には、直前トレーニングと壮行会が実施されています。日本マイクロソフト平野社長や、プレゼンの達人 澤さんなどが駆けつけた1日を取材しました。(2月1日公開予定)
【第7回】完全密着Imagine Cup世界大会 (Day 0)
Imagine Cup世界大会 前日のレポートです。シアトルに到着した彼らを待ち受けていたものとは・・・?(2月2日公開予定)
【第8回】完全密着Imagine Cup世界大会 (Day 1)
いよいよ、連載も終盤。今回お届けするのは、世界大会1日目の様子です。多数のメディアも駆けつけたこの大会。日本代表チームの1日に迫ります。(2月5日公開予定)
【第9回】完全密着Imagine Cup世界大会 (Day 2)
1分間プレゼンテーションに始まり、ハッカソンや世界大会決勝戦、パーティーなど大忙しの一日でした。そんな世界大会2日目をレポートします。(2月6日公開予定)
【第10回】出場者から見たImagine Cup 世界大会
Imagine Cup 2017日本代表であり、MSP東工大チームの山崎さんによる大会の振り返り記事です。彼が世界大会に出場して思ったこととは?? (2月7日公開予定)
Imagine Cup関連記事
外部記事
PC Watch
東京大学ホームページ
東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 – Imagine Cup
東工大ニュース
日本マイクロソフト公式ブログ
Imagine Cup 2017 総括
Imagine Cup 2017 振り返り
MSPブログ
Imagine Cup 2017 日本大会決勝 応援メッセージ公開
温泉HACK DAY
Imagine Cupに出場するプロダクトを開発せよ! ~ MSP開発合宿 ~
Imagine Cup 2018 出場登録の手順
Imagine Cupとは?
突然ですが、Imagine Cupとは何かご存知でしょうか?Imagine Cup とは、マイクロソフト創設者ビル・ゲイツも応援する、世界最大の学生向けの IT コンテストです。2003年に始まったこのコンテストは過去190 を超える国から延べ 200万人以上の学生が参加しています。
そして開催16回目を迎えた今年のImagine Cup優勝賞金はなんと最大約1100万円!!名実ともに世界一のITコンテストだということがいえるでしょう。
そんなImagine Cup2018年大会の出場申し込みが、ついに開始されました!!
ここではImagine Cup2018の出場登録の手順についてまとめたいと思います。
応募事前準備
(※2017/12/20投稿, 2018/01/18一部更新)
①応募用紙(プロジェクト企画書)をダウンロード
応募用紙をこちらからダウンロードして必要事項をご記入ください。
②Microsoftアカウントを作成
次にMicrosoftアカウントを作成します。まずはこちらのページを開いてください。
(既にマイクロソフトアカウントをお持ちの場合は STEP③にお進みください)
Microsoftアカウントの作成方法でご不明点などございましたら、下記のページを参考にしてください。
【Microsoftアカウントの登録方法】
https://www.microsoft.com/ja-jp/msaccount/signup/default.aspx
【Microsoftアカウントの登録方法(ビデオ)】
https://channel9.msdn.com/Series/academic-jp/msaccount
出場登録の手順
さあ!日本代表として世界に挑戦だ!
③Microsoft Imagineに登録
Microsoft Imagineに登録を作成します。まずはこちらのページを開いてください。
(既にMicrosoft Imagine登録済みの場合、サインインしてから STEP④にお進みください)
Microsoft Imagine登録に際し、都道府県、教育レベル(大学生/大学院生であればGraduate/universityを選択)、学校名等を記入してください。こちらの情報のみでImagineの登録は完了します。
④Imagine Cup 日本予選大会に応募する
Microsoft Imagine の登録は済みましたか?
サインインされた状態のまま、こちらのページから応募します。
STEP1. チームを作成
こちらの画面でチーム名、国、大学名、チーム情報の3点をご記入ください。公開設定、写真、プロジェクト情報、ソーシャルチャンネルは任意で結構です。
※注意
・チーム名、大学名、チーム情報は日本語でも英語でも構いません。
・チーム名が他のチームを重複する場合は登録エラーがおこります。
・チーム名、国、大学名、チーム情報の入力がない場合も登録エラーがおこります。
STEP2. 作品情報をご入力ください。
応募フォームの画面は以下のようになります。2作品応募する方は該当するチームを2つ作成したのち、該当のチーム名を選択してください。(1チームにつき、1作品を応募いただけます。)プロジェクトのタイトルをご入力ください。
STEP3. 応募用紙(プロジェクト企画書)の必要事項の入力を行い、アップロードを完了してください。
※注意
もしアップロードできない場合は一度こちらのページから、先ほどMicrosoft ImagineにサインインしたアカウントでOneDriveにサインインしてみてください。
STEP4. カテゴリー賞(Imagine Cupアワード)を選択します。
Imagine Cup2018世界大会では、もしも自分の技術分野が以下に当てはまる場合、追加でカテゴリー賞(Imagine Cupアワード)に応募することもできます。もし当てはまる場合、-----(選択なし)以外を選択してください。世界大会前なら、いつでも変更可能です。
・ -----(選択なし)
・ Big Data (ビッグデータ)
・ Artificial Intelligence (人工知能)
・ Mixed Reality (複合現実)
STEP.5 利用するAzure機能の選択(Azureを使用していなくても結構です)
④応募登録
最後は送信ボタンをクリックして応募は完了となります。
2/18締め切り前なら、Microsoft Imagine のページ内またはこちらから、応募内容を何度でも更新できます!(直接このページから飛ぶ場合はMicrsoft Imagineにサインインされた状態を確認してください。)
最後に
登録完了した皆様、お疲れ様でした!!!
4月に開催される日本大会で皆様とお会いできるのを楽しみにしております!またImagine Cupでは出場者に対して、Microsoft社員からや協力企業様からメンタリングなどの機会を提供いたします。こちらで追って、ご報告できればと思います。
※Imagine Cup2018のNews Center発信はこちらになります。
文責 MSインターン里見
ものづくりのエッセンスとは?東工大の授業で発表してきました!!
Imagine Cup の紹介をする山崎さん
デザイン工房というちょっとギークな場所での授業でした!
Walky 開発で気づいた、ものづくりの 3 つのエッセンス
自分の発表をまとめる山崎さん
MSP Japan Summit 2017
イベントについて、MSPに興味のある方はもちろん、MSPを知らない人にもわかるように魅力をお伝えできたらと思います。
MSP Japan Summit 2017とは?
MSP Japan Summit 2017 (以下MSPS) は日本各地の大学及びエリアで活動する学生版テクニカルエバンジェリスト集団 Microsoft Student Partners (通称MSP)の方々が一堂に会し、最先端のIT技術やトレンドを体感してもらうイベントです。
今回は日本マイクロソフトの本社である品川で開催されました。
MSP Summit のスケジュール
MSPSの主なスケジュールは以下のようになっています。
スケジュールの中からいくつかピックアップして紹介します!
Program | Owner |
Machine Learning Challenge | Susan Ibach |
About Recruit | Human Resource |
Lunch | |
Introduction of MSP | Nakamura-san |
Welcome Speech | Susan Ibach |
About MS Technology | Nagao-san |
MSP Campus Activity Report | MSP Campus Leaders |
Imagine Cup Report | Imagine Cup Finalists |
MSP Graduates Presentation |
MSP Graduates |
MSP Japan Award | Nakamura-san |
Party |
Machine Learning Challenge
朝一番のイベントはSusanさんによる、Machine Learning Challenge!!
機械学習と言うと、Pythonなどのコーディングを用いる方法がイメージされますが、コード抜きで機械学習を体験してみようと言うコーナーでした!お題は飛行機のビッグデータを用いて、所定のフライトが予約された時間通りに到着する可能性が高いかどうかを予測するためのモデルを作成です。
内容はGitHubで公開されています。
Presentation About Microsoft Technology
Microsoftのテクニカルエバンジェリストの長尾さんからマイクロソフトの最新のテクノロジに関するトークがありました。 最新のITトレンドに敏感なMSPの方々にはとても興味のある内容でした。
特にMicrosoftのホログラム型VRゴーグル、「Hololens」の紹介はとても印象的でした。「Hololens」はスマートフォンやコンピュータと連結する必要がなく、CPUが内蔵されている半透明のゴーグルで、VRのように視覚的に遮断されることなく実際の風景にホログラムを映して見ることができます。「Hololens」を使って将来的により多くのことが実現可能になると思うと楽しみですね。
(何よりの驚きはHololensを持っているMSPが数人いたことです。。)
MSP Campus Activity Report / MSP Japan Awards
各キャンパスのリーダーから活動報告がありました。勉強会やハックイベントを行ったり、どのキャンパスもバラエティー豊かで今後も楽しみです!!
また、今回のMSP Japan Awardは...
”筑波大学チーム”のみなさんでした!!
おめでとうございます!今回残念ながら受賞できなかったチームはリベンジ期待しています。今後の活動ももっと盛り上がってほしいですね。
Imagine Cup Report
昨年度のImagine Cupの日本代表の方々から、Imagine Cupに関する報告を行ってくれました。Imagine Cupに参加することのメリットから、具体的な戦略的な話まで”熱く”語っていただきました!!MSPの方々も真剣に聞いている様子でした。
この中から未来のImagine Cup日本代表、さらには世界王者がでることを楽しみにしています!
Party
MSPSの最後は懇親会!全国から集まったMSPがお互いに交流できる貴重な機会です。
飲み会ということで、今回のMSP Summitに初めて参加した方も懇親会の場で大分交流を深められたのではないでしょうか。
MSP Japan Summit 2017 いかがでしたか?
みなさんにとって有意義な時間と慣れたら幸いです。以上活動報告でした!
MSPの今年度の募集は終わりましたが、詳細などはこちらを参照ください。
Imagine Cup2017 優勝チームの東大院生に聞く、Imagine Cupの魅力とは?!
今回は東京大学大学院所属、Imagine Cup 2017優勝チームのNeuroVoiceさんへインタビューをさせていただきました。インタビューを通して、Imagine Cupの魅力に迫ってみたいと思います!
まずは彼らのプロファイルから ※筆者の主観です
イケメン クリエーター 佐藤さん
184cmのスポーツマン(野球部出身)、好きな球団は日本ハム。得意なことは人の顔を覚えること、不得意なことは朝起きることらしい。
趣味はスポーツをすること。大学の体育の授業にもぐり込んではや1年 バレーボールを人並みにできるようになったのが最近のハイライト。
冷静沈着でクールな雰囲気が漂う一方、生まれかわってもコンピュータサイエンスを勉強したいと情熱的に語る一面も。
ロジカルな思考力と知的なトーク DL系男子 早川さん
特技はピアノを弾くことで、鳴らされた音の高さを当てられる絶対音感の持ち主。他にも特技の一つとして、何時間も寝れることを自慢げに話すお茶目な一面も。完全無欠な存在とも思える彼だが、思考が早すぎるせいか少し早口気味なところが玉に瑕。
来世生まれ変わったら、音楽家か芸術家になりたいという天才肌タイプ。チームではディープラーニングの開発を担当。
ハッカソンや様々なコンテストがある中、Imagine Cupを選んだ理由はなんですか?
早川:世界規模の大きなコンテストだからです。
学生向けでかつ世界戦まであるコンテストはあまりなく、また技術力を大きな評価基準におくImagine Cupは国内では特質的なコンテストだと思います。
佐藤:またハッカソンと違って、得られるものは格段に多いですね。
今までハッカソンにも参加したことがありますが、そこではそれまでの経験を生かしてパッと(即席で)作るだけでした。新しい知識やスキルをつけたい場合、長期的に何か作りたいものを作った方がいいと感じています。
Imagine Cupで優勝してよかったなと思ったことはなんですか?
早川:たくさんの人にこのプロダクトを知ってもらいたいと思っている僕たちにとって、多くのメディアにプロダクトを取り上げてもらったことは嬉しかったですね。
学内選抜を突破してSXSW 2017に展示する機会もあったのですが、Imagine Cupを優勝した時の方が国内で注目を得られたと感じています。
佐藤:そうですね。メディアだけでなくImagine Cupで優勝した業績によって、たくさんの企業、ベンチャーキャピタルからお話を頂けたことも収穫だと思います。
Imagine Cupを通して得られたことはありますか?
早川:大会中にデモをする機会があったので、審査員の方からはもちろん、たくさんの方からプロダクトへのフィードバックをもらいました。彼らとの交流を通して、作品を楽しんでもらう姿を間近で見れたり、僕らでも思いつかなかったプロダクトの可能性を示唆してもらうこともあったので貴重な機会だったと思います。
佐藤:世界戦にいけば、国予選を勝ち抜いてきたその国のトップの学生さんとの交流もあると思います。他のチームの作品を知ったり、お互いのプロダクトについて議論できることも楽しみです。
早川:大会前後も定期的にフィードバックをもらう機会があり、その一つがマイクロソフトのエバンジェリストからのメンタリング。また、Imagine Cup協力企業のグロービス経営大学院・ベルリッツ ジャパンからのメンタリングもあります。ベルリッツ ジャパンからのメンタリングはこれから受けるので、楽しみにしています。
そのグロービスのメンタリングというのは、いかがでした?
佐藤:多分野の知識・見解を学べるいい機会になりました。
自分で調べたら何時間もかかるであろう知識を、短時間でプロの方からインプットしてもらいました。一般的なビジネスモデルはもちろん、自分の分野外である工場系・化学系・繊維系の情報も得られました。
早川:また、ユーズケースを考えるフェーズでは、実践的なビジネスモデリングの手法も学べました。ビジネスへの展開方法を学んだ一方で、自分たちのプロダクトは特定のユーズケースに捉われない可能性を秘めたプロダクトであることを再確認し、いかにプロダクトのポテンシャルと質の高さを伝えることが大切かも実感しました。
世界戦への意気込みを教えてください
佐藤:優勝を狙っていきたいです!
早川:世界中の人を唸らせることができる、プロダクトを開発したいです。
佐藤:たとえ優勝できなくても、世界から僕たちのプロダクトを注目してもらう機会にしたいと思います。また、Imgaine Cup世界戦で何かしらの学びを得てプロダクトを「直接人に役に立つもの」へと展開していくことが僕たちの望みです。
Imagine Cupにこれから参加する人へ向けてメッセージ
早川:本当はいろんな人に使って欲しいという思いで研究している人は、気軽に応募してみていいと思います。
普段の研究とは違う目線で、使用シーンを想像しながらプロダクトを開発するいい機会でもあると思います。様々な人とこのプロダクトが生活の中で応用できるよねと議論ができ貴重な機会でした。
佐藤:また、技術力重視で面白ければ面白いと認めてくれる人が審査してくれるのも魅力です。学生のうちに、普段の研究を世に出したいと思っている人は積極的にImagine Cupというコンテストを活用するべきだと思います。
最後に彼らのプロダクトのご紹介
佐藤:NeuroVoiceは今まで音声ソフトができなかった、誰かの声を真似ることを可能にします。音声サンプルやプロダクトの詳細はこちらから!
まとめ
いかがでしたか?
Imagine Cupはものづくりを愛する学生にとって、ステップアップの機会だということが伺えました。
技術力に自信のある学生の皆さんは、世界へ羽ばたくことを念頭にぜひ来年のImagine Cupに応募してみてはいかがでしょうか?
NeuroVoiceチームのみなさん、インタビューにご協力してくださりありがとうございました!
文責 里見(@erk_stm)